tsukushinboxのブログ

病院薬剤師の育児日記です♪

入院2日目。

こんにちは。

つくし♪と申します。

 

今月で2021年も折り返しますね。

早い、早すぎる…。

でもとても密度の濃い6か月になりました。

その中でも1月の密度の濃さはこれまでに経験のない大変動の1か月となりました。

 

 

さて。

前日におしるしと前駆陣痛を認め、子宮口も開き始めているということで入院となり、でも陣痛治まっちゃった!ということで1月4日になりました。

 

<1月4日のメモ>

4:00ビクシリン2g、不規則に張りが強くくる

6:30内診.子宮口3cmのまま、出血🩸

8:15ビクシリン2g、朝食

9:15医師回診、子宮口1.5cmに…水風船入れると…

9:30水風船入れる(痛い!)、陣痛も強くて長い

10:30アトニンO5単位開始

11:00速度UP

11:30レモングラスでルームアロマ。マッサージしてもらう、強い陣痛つらい、テニスボール🎾で少し楽

12:00ビクシリン2g、昼食、陣痛7分間隔くらい、アトニン速度UP

12:30アトニン速度UP

13:15アトニン速度UP

13:45アトニン速度UP

14:15アトニン速度上げずに経過観察、3-4分間隔、ちょっと頭痛…眠いなぁ💤

14:30内診、子宮口5cmまできた、アトニン速度UP、風船抜けた

15:00アトニン速度UP、おやつ

15:30アトニン速度UP、ホットパック(楽!)

16:00ビクシリン1g

17:00アトニン速度UPしてから、陣痛の時間、強さもUPしてベッド柵から手が離せなくなり、そこから記憶とぶ…深呼吸頑張ったけど、できなくなっていったような感じ。内診もあったと思う。

気づいたら18:30夕食は出ず。アトニンも終わっていて、生食100mlになり、それも終了。血圧高値でモニタリングしながらラクテックG開始。気持ち悪い…

19:00内診で出血確認。破水はしていない。

19:25胎動は感じるけど、陣痛は遠のいた。それでも時々あるけど強くない。

20:00ビクシリン、寝てみる

22:00胎動すごい、ちょっと寝て起きてを繰り返す。痛みは少し→陣痛強くなる

2:30破水? *前期破水だったらしい

3:00LDRに移動、少し寝た

 

 

自分でもよく細かくメモしたな、と思うくらいですが、たぶん気を紛らわせていたんだと思います。この状況ですから立ち合いができず、同室患者さんもたぶんいたので、出来ることといったらスマホ握りしめてLINEしたりメモするくらいしかなかったんだと思います。

 

この時点で41週になっており、微弱陣痛でしたので、子宮収縮薬としてアトニン-O注という薬を点滴しました。

これは成分名オキシトシンといい、もともとは産後に体内で産生、分泌されるホルモンです。プロラクチンというホルモンの働きによって作られた乳汁を乳管内に放出する(射乳)作用を持ちます。これ以外に子宮復古(妊娠中に進展した子宮の収縮)を促す働きがあり、これを薬効としています。子宮収縮薬として他にプロスタグランジンがありますが、オキシトシンの方がより自然陣痛に近い子宮収縮を促し、半減期(薬が体内にとどまる時間)が短いので調節しやすいため、よく用いられます。
副作用としては過強陣痛(薬の効きすぎ)による出血や血圧上昇、頸管裂傷や胎児機能不全などが起こる可能性がありますのでしっかりと精密に投与量を調節する必要があります。

 

が。

 

当然、陣痛促進する=使えば痛い!。

 

のです。

 

作用も副作用も理解していたけれど、痛みはつらい!!でもこれを耐えなければ出産に至らないのですよ。がんばれ、私!と思っていました。
しかし、血圧高値、悪心も出てきて、「子宮口も開いてきたし、今日は一旦休もう」となったのです。

 

 

 

あぁ、まだ生まれない!でも胎動は感じる。はやく出てこい!

 

 

 

と思っていたら夜中、違和感を感じたのでナースコール。急遽LDRに移動となりました。