tsukushinboxのブログ

病院薬剤師の育児日記です♪

病院勤務で有難いこと。

こんにちは。

つくし♪と申します。

 

さて。

こんなに長い休みを頂くのは学生のとき以来。
10数年ぶりの長期休暇。

 

そう、産前産後休業+育児休業です。
11月7日より休暇をいただいています。

病院で働いていて良いことのひとつがこれです。
なぜなら病院は、出産適齢期の看護師さんが多く在籍していますので、しっかりと休暇を取れる体制が出来上がっています。これがないと看護師の多くは離職してしまうからでしょう。
当直や日直がある病院薬剤師も、以前なら妊娠がわかった時点で辞めてしまうことが多かったのかもしれません。復帰するにしても、育休を切り上げる、もしくは育休なしで復帰するなど、体制が整っていなかったところも多かったと聞きます。大学病院ならなおのこと難しかった。
しかし現在は、(施設によると思いますが)しっかりと休暇を取ることができます。シフトも考慮してもらえます。

私も1年間の育児休業を予定しています。とてもありがたいです。

 

そしてもうひとつ。
病院には、規模にもよりますが、院内保育園があること。

 

これは本当にうれしいです。
先程も書きましたが、子を持つ看護師が保育園に入れないために離職する…なんて困るわけです。もちろん他の医療職でも同じです。しかも、親は皆同じ職場(部署、役割は違えど…)。たぶん、ちょっと親同士のトラブルにはなりにくい…。病院裏にあるので、出勤・退勤時の車内は親子の大事な時間にできそうです。お熱が出てもすぐにお迎えに行けますし、そのまま受診も可能かな。
子どもの性格に環境が合うかどうか?の選択はできませんが、とても助かります。
特に私の場合は1月生まれ。4月入園を目指すと生まれる前に募集は終わっており、産後すぐに空きを探す体力はありませんでした…。

 

コロナ禍のなかで、医療職の子どもが保育園で預かってもらえないとニュースになっていました。パンデミックのなか、常に緊張を強いられる職場だけでなく、家庭内に持ち込まないように最大限の注意を払いながら奮闘しているなかで、小さい子どもを安心して預けられる先があるということは本当に幸せなんだと思います。

 

私は病院でしか働いたことがないのですが、とても恵まれた環境にいるんだろうと認識しています。出産・育児と仕事は切り離せません。どちらも生活するうえで大切だし、どちらかを選ぶことは難しい。もし選ばなければならなかったとして、深い葛藤があったはず。おかれた環境で選択するしかないけれど、子育て中の方が少しでも、納得して、良い方向に進めるといいなと思っています。

 

「こども庁」に少し期待しています。