tsukushinboxのブログ

病院薬剤師の育児日記です♪

想像していなかったポテトとドラマの日々

こんにちは。

つくし♪と申します。

 

1年前のGWは。

 

軽いお散歩を日課にしつつ、だるさと眠気とスッキリしないけど、これが妊娠した影響なのかぁ、とどこかまだ他人事のように思っていました。

 

休み明けた5月9日。

 

夫とともに受診し、心拍を確認しました。

 

ピクンピクンと拍動している豆粒のエコー画像を見て泣きそうになると同時に
ドアの外からすすり声が…。
エコーが終わって診察室に戻ると目を真っ赤にした夫がいて、笑ってしまいました。


後にも先にも、妊娠中の受診に夫が立ち会えたのはこの1回だけ。
そんなことになるとは考えてもみなかっただけに、今思うと一緒に喜べたことが本当に嬉しかったです。


「もう大丈夫、不妊治療は卒業だよ」

医師に言われて、 とても良い先生だったのでさみしく感じつつも嬉しかった。クリニックを出てから、夫とテンション上がってしまい、揃ってなぜかヘアカットへ。
コロナ禍で体調も心配で行く気にならなくて、伸ばし放題になっていたのでした…。

 

そこからはつわりとの地味にしんどい日々。

焼き魚のにおいで吐き気が出てからは魚介類一切を受け付けなくなりましたし、
朝夕気持ち悪くてつらいのに、仕事に行けば気持ち悪さが落ち着くので、仕事できちゃったり(休む気満々だったのになぁ)。
サラダとサンドイッチと梅おにぎりと、マックのポテトで過ごしていました。

 

何度でも云いますが、なぜマックのポテトなのでしょう?

 

はっきりとした医学的根拠は全くないようですし、ホルモンバランスの変化が大きい時期のため、味覚、嗅覚の変化や唾液量の変化*によるものだろうと個人的には思っています。

が。

仕事帰りにドライブスルーでポテトLサイズを単品で注文する気分悪そうな妊婦…っていうのは、ちょっと想像していなかったですね。
でも我慢してもつらいし、食べられるものを食べてよいのだ!と自分に言い聞かせる日々。出産後も食べてみましたが、妊娠中のポテトほど美味しいとは思いませんでした。

 

それから7月末頃に気づけば楽になったかなと思うまで、吐き気と空嘔吐、嘔吐に悩まされつつ、当直もこなしつつ、体重も±1㎏を行ったり来たりで過ごしました。

ちょうど、この頃。
病院薬剤師が主役のドラマ「アンサングシンデレラ」が始まっていましたね。
見ていてもなんだか仕事しているようで、見ていて疲れてしまいました…!
でも、薬剤師が病院で行っていることを知ってもらえる機会にはなったのではないでしょうか?何より人気の役者さんが薬剤師やってくれてる~!という新鮮な驚きに、薬剤師界隈は少し盛り上がっていました。実際には石原さとみさんも田中圭さんも職場にはいませんが…。

 

*病気がみえる vol.10 産科 第4版(メディックメディア)より